写真は本郷通りと靖国通りが交差する小川町交差点から神保町方向を見たもの。小川町交差点より靖国通りを進むとすぐ右手に東京メトロのB5番出口が出てくる。B5番出口は千代田線の新御茶ノ水駅と都営新宿線の小川町駅との出口になる。
江戸時代、小川町は神田の西半分を占める広大な地域をさす俗称でした。古くは、鷹狩に使う鷹の飼育を行う鷹匠が住んでいたことから、元鷹匠町と呼ばれていましたが、元禄6年(1693)に小川町と改称されました。5代将軍綱吉が「生類憐みの令」を施行、鷹狩を禁止したため改称されたという話も伝わっています。
小川町の名前の由来は、このあたりに清らかな小川が流れていたからとも。「小川の清水」と呼ばれる池があったからともいわれています。江戸城を築いた室町時代の武将太田道灌はその風景を「むさし野の小川の清水たえずして岸の根芹をあらひこそすれ」と詠んでいます。(小川町掲示より)
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