階段の上から見ると前方に青い屋根の弁天堂が見える。弁天堂の脇を通って進むと両側に不忍池の水面が見える堤があるので、湯島へはこの堤を渡って行く。 弁天堂:寛永2年(1625)天海僧正は、比叡山延暦寺にならい、上野台地に東叡山寛永寺を創建した。不忍池は琵琶湖に見立てられ、竹生島に因んで、常陸(現茨城県)下館城主水谷勝隆が池中に中之島(弁天島)を築き、さらに竹生島の宝厳寺の大弁才天を勧請し、弁天堂を建立した。−−−−台東区教育委員会