品川神社の御由緒
今からおよそ八百年程前の平安時代末期の文治三年(1187)に、源頼朝公が阿房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座洲崎神社)の天比理乃当スを当地にお迎えして海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始とします。やがて、鎌倉時代末期の元応元年(1319)に二階堂道蘊公が、「宇賀之売命(お稲荷様)」を、さらに室町時代中期の文明十年(1478)に、太田道灌公が、「すさのおのみこと(天王様)」をそれぞれお祀りしました。慶長五年(1600)徳川家康公が関ヶ原の戦いへ出陣の際に当社へ参拝し戦勝を祈願され、その後、祈願成就の御礼として仮面(天下一嘗の面)・神輿(葵神輿)などを奉納されました。-
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品川神社御由緒より
写真左手の小高い山は品川神社内に造られた富士山登山を模した山でこの上に上ると旧東海道周辺が一望に出来る。富士登山を模した山は山岳信仰で富士山へお年寄りなどお参りが出来ない場合にここに登り、富士登山に代えたもので富士講と呼ばれ、日本の数十か所にこのような山があると言われている。
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