船の科学館本館横に南極観測船宗谷、その奥に青函連絡船羊蹄丸が係留されている。
南極観測船宗谷は、その砕氷船としの能力に注目され、砕氷機能を強化されて初代の南極観測船となり、昭和基地の建設などに活躍してニュースにも数多く取り上げられた日本人にとって思い出の多い船。
南極観測に協力したカラフト犬:
南極観測第一次越冬隊は観測船宗谷により南極における移動手段としてカラフト犬15頭を連れて行ったが、第2次越冬隊は南極における天候の厳しさよりその年の越冬をあきらめ南極より引き上げていった。
その際にカラフト犬15頭を連れて帰ることが出来ず、犬達を昭和基地に鎖で繋いで引き上げざるを得なかった。
翌年再び越冬隊が昭和基地を訪れたところ、15匹の内、タローとジローの2匹だけが鎖をちぎって餌を探し、生存して隊員達を迎えた。この実際にあった話は南極物語として映画化され、大ヒット作となり、米国でも同じ内容でリメイク版も作られた。南極観測に協力したカラフト犬像、
|