主神 関聖帝君:ご利益、交通安全・商売繁盛・入試合格・学問
関聖帝君は、武将関羽様を神格化した名前で、関公、関帝などとも呼ばれます。武将として理財に精通していたため、財神すなわち商売繁盛の神として厚く信仰されています。
関羽様に対する崇拝は、死後九年に蜀漢から「壮繆侯」の謚(おくりな)を授かり、祭祀されたことに始まります。以後歴代王朝はその信義・忠勇の精神を世人の手本とし、さまざまな称号を贈り、神明として祀りました。
唐の高宗帝は「伽藍神」の称号を贈り、この称号は仏教の護法神明として使われています。明・神宗帝は「三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君」の称号を贈り、この称号は関聖帝君と略称され、後世儒家・道教・民間信仰でつかわれています。
関帝崇拝はこうして各朝廷と民衆から支持を受けて全国に広まり、数千の関帝廟が建てられ、後世、世界各地にも広がりました。(関帝廟資料より)
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