回向院の入口より京葉道路を進むとすぐに隅田川に架かる両国橋に出る。
両国橋の名前の由来は隅田川を挟んで、両国駅側の下総国と浅草橋側の武蔵の国の二つの国に跨った橋から来ている。江戸幕府は明暦の大火で江戸の中心部の被害が大きかったことから、火災が広がらない隅田川の対岸に新たに街づくりを進め、その結果本所・深川が大きく発展したと言われる。
関東大震災における被害は強風に煽られた火災でこの周辺は特に甚大で、本所陸軍被服廠(国技館近くの現在の横網町公園)では多数の被害者が出て、火災を逃れるために隅田川に飛び込んだ人々も数多くいたという。
両国橋を渡って対岸の隅田川テラスへの階段へ。
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