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独裁国家の特徴

最近周辺有力国に独裁国家または独裁国家へ移行しつつある国が多くなり、多くのメディアで各種の記事が組まれている。独裁国家として誰でも同意するのが北朝鮮で、ロシア、中国がこれに移行しつつある。

独裁国家とは、一個人、少数者または一党派が絶対的な政治権力を独占して握る政治体制を指すが、この体制を維持する為にいくつかの特徴がある。

1.支配政党を作りそれ以外の政党を認めない、認めていても他の党は圧倒的な数の差で実質的に一党独裁になる。
2.戦争、内乱、大災害を理由にして絶対的な権力を立法化する。
3.公職の多選禁止を法律変更により認めさせ延長可能とし、最終的には終身、世襲とする。
4.自己または自分の党の意に沿う人間だけを出世させる。
5.政府関連事業に関し家族・親戚・友人を優遇する。
6.国営放送、新聞、ラジオ、TVなどが政府の意向に沿った報道を行う。政府の意向に反するメディアには悪のレッテルを張り、政府発表内容に参加させない。
7.言論弾圧方法として公に、または公にされていない集団を作り嫌がらせを行う。
8.盗聴、密告を組織化し常態化する。
9.収容所またはそれに代わる施設を造り、政敵、言論人、政府の意向に反対する人々を社会から遮断する。また、強制的に施設に収容したことをその人間の周辺に周知させて偏見を持たせる。(印象操作)
10.大衆迎合主義(ポピュリズム)で一般大衆に短期的な成功例を強調して、長期的な問題点を矮小化する。

上記は密接に関連性があり、お互いに結び付いて一つの機能として独裁国家を構成する。

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