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深い睡眠
1.厚生労働省指針:
上記の表は厚生労働省が国民の健康づくりを推進するためには、睡眠についての情報提供が必要とのことから、平成12年に作成した睡眠不足の理由をグラフにしたもので、これに睡眠を良くとる為の指針として7か条が示されている。
1)快適な睡眠でいきいき健康生活(定期的な運動習慣、朝食は重要、夜食はごく軽く)
2)睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター(自分に合った睡眠時間があり、8時間にこだわらない)
3)快適な睡眠は、自ら作り出す(夕食後のカフェイン摂取は寝つきを悪くし、寝酒は睡眠の質を悪くする)
4)寝る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせる。
5)目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン(同じ時刻に毎日起床)
6)午後の眠気をやりすごす(短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20−30分)
7)睡眠障害は、専門家に相談
2.深い睡眠:
1)深い睡眠を取る為には良く運動することが何よりであるが、人は歩くと体重の負荷がかかり骨・筋肉など体全体を強くする。ランニングになるとこの負荷量は体重の2倍から3倍になるといわれている。ウオーキングは8000歩から10000歩が推奨されているが、単に歩くだけでは筋肉の強化には不足で、足にアンクルウエイトを巻き付ける、3階から4階では階段を使用する、階段は2段ごとに足を前後に大きく広げて上るなどが必要になる。
2)背中にある大きな褐色細胞を燃やして深い睡眠をとる為に、ダンベルを利用した運動をする。(両足を少し広げて、上体をまっすぐに立ってから、90度程度まで曲げて、ダンベルをもった両手をだらりと下げた状態から、徐々に両手をまっすぐ伸ばした状態のまま、地面と並行になるまでダンベルを持ち上げる)
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3)アルギニンのカプセルを1日に1000mg程度を摂ると、睡眠中にメラトニンが出て睡眠が深くなる。
4)必須アミノ酸であるトリプトファンは日中脳内でセロトニンに変化し、夜にはメラトニンに変化する為に、深い睡眠にはトリプトファン摂取が重要(トリプトファン含有量100グラムあたり:カツオ310mg、豚ロース280mg、鶏胸肉270mg、マグロ赤身270mg、鮭250mg、そば170mg、パスタ140mg、木綿豆腐98mg、玄米94mg、白米82mg、豆乳53mg:山梨県厚生連)
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