萬年橋の手前の階段を下りて蛇行している遊歩道を辿って河岸を進むと清洲橋の下をくぐる。清洲橋の下をくぐって道路に上がると左手に大きな読売新聞江東ビルの建物が見え、平賀源内電気実験の地はこの建物の駐車場脇に建てられている。読売新聞のビルは隅田川を挟んで両岸にあるが、隅田川の対岸にあるビルではなく、手前のビルになる。
平賀源内は西洋の技術資料から万歩計や温度計を作り、長崎で入手した静電気を起こす機械を修理して静電気を日本の人々に紹介したことで有名。石綿により防火布を製作したり、西洋画を描いて西洋画の技術を日本に始めて紹介し、商店の宣伝用コピーを制作して「土用の丑」を日本に広げたこと、文士として戯作を書いて人気があったことなど、各分野において突出した才能を示したが、文字通り器用貧乏で常にお金に困っていたと言われる。解体新書を制作した杉田玄白は親友で杉田玄白に対して西洋の書物を翻訳することをアドバイスしたとも言われる。
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