東京の大都市化に伴いコンクリートの建物が増えて砂利の需要が高まり、二子玉川から渋谷まで砂利を運ぶ玉川電気鉄道が敷かれ、永く玉電として親しまれたが、車社会の到来と共に玉電は廃止されて、その跡地にマークシティが建設された。
玉電-人気を呼んだ路面電車
- - -玉電の愛称で親しまれた路面電車が最初に走ったのは明治40年。この年の五月、玉川電気鉄道により道玄坂上-三軒茶屋間が開通。夏には玉川-渋谷間が一本につながった。玉電は多摩川の砂利を東京に運ぶ目的で敷設された砂利運搬線であったが、ゲタ履きで気軽に乗れるため一般の利用客も多かった。昭和13年、東京横浜電鉄が買収。同電鉄の玉川線として再出発したが、車時代の到来で同44年5月、お役ご免に。今は三軒茶屋-下高井戸間を結ぶ世田谷線が残っているだけだ。(目黒区みどりの散歩道・西郷山・目黒川コースより)
マークシティは昔の路面電車線路を建替えた為に細長い形をしており、道玄坂に沿って建てられている為に道玄坂下になる1・2・3階は短く、道玄坂の上に出る4階、5階のフロアーが長くなっている。
マークシティの5階には高速バス乗り場があり、都内の高速バス乗り場、東京駅八重洲、新宿駅西口、渋谷、池袋、品川の内の一つになっている。
参考:都内高速バス乗り場・行先一覧、
マークシティ・セルリアンタワーへは東口の東急東横店傍より循環バスが出ているが、東急本店を経由し各箇所を循環して時間が掛かるので、セルリアンタワーに歩いていく場合はマークシティを経由して行くのも一案となる、特に雨風がある場合は便利。
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