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御成門-増上寺
B慶應義塾大学薬学部



街を歩くと世の中の流れが良くわかる。港区役所近くには共立薬科大学があったが、慶應義塾大学薬学部に変わっている。慶應義塾は約150年の歴史があり、共立薬科には約80年の歴史があってそれぞれが有名大学で合併の必要性はなさそうに見えるが、慶應義塾には医学の進展と共に薬剤の知識は不可欠のものとなり、共立薬科としても病院実習が必要であり、それぞれに相手を必要とする理由があり、2007年9月に文部省より合併承認となった。ちなみに東京大学医学部製薬学科は1877年に設置されている。一方医薬分業により薬科大学は増加する傾向にあるが、今後医科大学との合併が進むことが考えられる。

医師と薬剤師を分ける医薬分業は病院における過剰な薬の投与を避ける、病院での薬の待ち時間を不要とする、薬剤師により薬の適性をチェック出来る、それぞれの専門分野を深く研究出来るなどのメリットがある。

しかしながら、最近の医療の進歩は目覚ましく、オートファジーの活性化によりパーキンソン病を治療する為に1300 種類の化合物の反応を細胞単位で調べていく時代になり、IBMのワトソンの如く治療経験と薬の膨大なデータベースを統合して研究するAI時代には、医師にとって薬の知識・データは不可欠なものになり治療と薬は不可分なものになる。この為に大学においても統合の必要性にせまられたものと思われる。AIと医療

医師にとっては外科は花形であったが、世の中の流れとしてはノーベル医学・生理学賞を受けた大村智北里大学名誉教授の如く、抗寄生虫薬、イベルメクチンを無償で供与して数億人を失明の危険から救っているという薬学に向かっていると思われる。


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