明治神宮御苑には散歩道に沿って長く造られた菖蒲田があり、近くに花菖蒲を観賞しながらゆっくりと散策が出来る。
明治神宮御苑ではつつじ、紅葉などでも有名であるが、この花菖蒲田は趣があり、夏を迎える季節になったことを感じさせる。
菖蒲田
この菖蒲田は明治三十年頃 明治天皇の御思召により優秀な品種を集め植えられたもので、当時は八十余種でしたが、現在では百五十種・大株一千五百株を数え、緑の谷間に咲き競う景観は環境のよさと共に実に見事です。
花菖蒲には江戸(東京)種、伊勢種、肥後(熊本)種の三系統がありますが、ここの花菖蒲は江戸種です。花期は例年6月上旬から七月上旬です。(苑内掲示より)
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