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首都直下型地震は何時来るのか、

政府の防災会議資料によると、M8クラスは元禄関東地震が1703年、関東大震災は1923年(220年後)で200−300年毎に起きる可能性があると予想。M7クラスは天明小田原地震が1782年、安政江戸地震が1855年(73年後)、東京地震が1894年(39年後)、丹沢地震が1924年(30年後)であり、丹沢地震以来既に87年経過しているのでるので、今度来る地震はM7クラスの直下型地震を想定。

一方、関東大震災の到来をその18年前に警告し、被害予想も実際の被害に近かったと言われる東大地震学の教授であった今村明恒によれば関東地方は100年前後に1度の大地震に見舞われた歴史があるとのこと。

政府資料の丹沢地震1924年から2011年で87年経過、関東大震災1923年から88年経過しているので、これらの資料・学説からも地震が今まで起きていないことの方が不思議なくらい。むしろエネルギーがそれだけ溜まっているとも考えられる。

政府の被害想定は東京湾北部地震M7.3で、冬夕方18時、風速15M/S(関東大震災当時と同程度の強風)で、死者数は11,000人、内火災原因で6、200人としている。

政府の被害想定はM7.3で過去の歴史から平均的な数字と言えるが、被害を抑える為に想定する数字にしては甘いと思われる。せめて関東大震災並みのM8クラスで想定すべきではないか。

震災被害としては、津波・倒壊・火災があるが、低地・沿岸部の津波、古い家屋・ビルの倒壊、環状6号・7号線に沿った家屋密集地の火災が問題となっており、特に火災が心配な地域では火災旋風による被害が大きい為に広域避難場所(小学校などの1時避難場所ではなく、駒沢オリンピック公園、砧公園、馬事公苑など)を常に意識しておく必要がある。

東京は江戸の昔から大火災に度々見舞われており、特に明暦の大火、関東大震災、東京大空襲が大きなものとして挙げられる。

@明暦の大火(回向院)
A関東大震災(東京都慰霊堂)
B東京大空襲(東京都慰霊堂)
C東京都の広域避難場所

回向院、東京都慰霊堂はいずれも火災の被害が大きかった両国にあり、被害状況を知る為や、被災者の霊を弔う為には両国に行って見ることが望ましい。両国の江戸東京博物館は被災状況を分かりやすく展示しており、江戸東京博物館へ行かれることも勧められる。

両国駅西口北側(東京都慰霊堂)両国駅西口南側(回向院)江戸東京博物館内展示


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