西早稲田駅を挟んで東西に戸山公園が残っているが、東の戸山公園には箱根山と呼ばれる景勝の地がある。
江戸時代には箱根山周辺は13万坪を上回る尾張徳川家の下屋敷があり、和風庭園の中には東海道53次小田原宿に描かれた景色を模した町並みまで造られたと言われる。明治に入り陸軍戸山学校用地に指定され終戦までは軍用地として使用された。(戸山公園箱根山資料より)
西早稲田駅の3番出口を出てマックとガソリンスタンドの間の坂を下ると戸山公園箱根山への一本道になる。
西早稲田駅周辺には学校が多く、早稲田大学理工学部、学習院女子大学、戸山高校があり、戦後の米軍接収地の名残で戸山ハイツの名前が残っている広い敷地の都営住宅がある。
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