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宝来公園−宝来山古墳・多摩川古墳群・亀甲山古墳−多摩川園
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宝来公園より住宅地を抜けて宝来山古墳へ。更に多摩川台古墳群、亀甲山古墳(かめのこやまこふん)へと東京においては芝丸山古墳と並んで重要な古墳群と言われる地域を歩いて回ると、古墳に関する知識を得ると共に、多摩川の丘陵地帯を上り・下りしながら自然の中を歩くことにより癒される。野鳥の声を拾う為にこの地域を歩いている人々も見かける。
古墳時代は弥生時代の集団墓地より地方の首長が個人の墓地を大きく築造し始めた3世紀後半から7世紀まで。自然の地形を利用して高台に造られ埴輪を周りにおいて、竪穴式石室や粘土槨(かく)に棺を収め鏡、剣、玉などの副葬品がある。大和政権の勢力が特に4世紀から5世紀にかけて東北から九州まで広まり、前方後円墳という同じ形の墳丘が各地に残されている。
ちなみに、仁徳天皇陵(大仙陵古墳)は5世紀前期・中期(約1600年前)、秦始皇帝陵は約2千年前、クフ王のピラミッドは紀元前2560年(約4600年前)頃、関連が無いようだが、その国において絶対的な力を持つ国王、皇帝が誕生した結果とすると共通点が出てくる。
田園調布駅より宝来公園、宝来山古墳、多摩川台古墳群、亀甲山古墳、多摩川園駅へと歩くと全行程約1.3KM。
参考:東京の古墳としては芝公園内の丸山古墳、田園調布に近い亀甲山古墳があり、両方ともに前方後円墳で、等々力渓谷の横穴古墳より前の古墳時代に造られたものになる。
@宝来公園より宝来山古墳へ、
A宝来山古墳入口、
B宝来山古墳、
C虹橋
D多摩川台古墳群
E亀甲山古墳
F水生植物園
G多摩川園駅への下り階段
H多摩川園駅、
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