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コロナウイルス対策食材(1)
コロナ対策にはビタミン、ミネラルの摂取が重要(コロナ対策 4),
免疫力強化食品に国の指針を(コロナ対策3.)
免疫力強化の為に(コロナ対策2.),
コロナウイルス対策としてマスク、ゴーグル、手洗い、アルコール消毒が推奨されて、ウイルスを体内に入れない方法が重点になっているが、感染経路がはっきりしない感染者が広がるにつれて、日常的にウイルスが周囲に広がり、体内に入ってくることは避けられない状況になりつつある。
今後は体内に入ってきたウイルスをどう不活性化させるかも考えなければならない。現時点ではコロナウイルス対策食材は確認されたものが無いので、インフルエンザなどウイルスに強い体を作る食材を探すことが中心になる。
1)干し柿
広島大学でコーヒー、緑茶、柿、それぞれのポリフェノールがインフルエンザ、鳥インフルエンザ、ノロウイルスなど13種類のウイルスに効果があるかを調査した所、柿のタンニンだけが全部のウイルスに効果があり、ノロウイルスの場合を取ると柿タンニンでのウイルス残存率は10%以下であるのに対し、緑茶のウイルス残存率は8割を超えていた。
2)緑茶
干し柿よりはウイルスの残存率は高いものの、緑茶にウイルスの活動を止める効果があるのは間違いなく、煎茶の茶葉をゴマすり器ですりつぶしてお茶と一緒に飲むと、より多くのお茶のタンニンが体内に取り入れられる。
3)梅干し
梅干しにはクエン酸、リンゴ酸、カテキン酸などが含まれて古来より殺菌、抗菌効果があることで良く知られている。ただ、梅干しは通常8−10%の塩分が含まれているので、あまり多くは勧められない。最近は3%前後の低塩のものが出ているので、こちらの方が無難な選択になる。
4)長芋
弘前大学が青森県環境保護センターと長芋の抗インフルエンザウイルスへの効果を調べた所、長芋をすりおろしたネバネバの成分ムチンがその効果を出していると考えられていたが、長芋に含まれるDioscorin
A様貯蔵たんぱく質であることが判明。長芋の抽出液と接触したインフルエンザウイルスの外殻が不鮮明になることが判明した。この効果は食事で摂取する長芋の量に比較しても非常に少量でインフルエンザの感染を予防できるできることを示唆しているとの事。
5)ビタミンC
ビタミンCの効果としては、皮膚や粘膜の健康維持、病気への抵抗力を高める、抗酸化作用などが挙げられるが、インフルエンザなどの場合には、白血球の働きを強化することで免疫力を高めることが有名で、摂取量としては、100mg、500mg、1000mgと推奨する医師により量はことなるが、ノーベル化学賞を受賞したポーリング博士は2000mgを推奨している。ビタミンCは体内に止まる時間が短いので1日数回に分けて摂取することが望ましい。
6)レンコン
免疫力アップ食品:免疫力アップに効果的な食品としてはネバネバ食品であるオクラ、納豆、モズクやメカブ、長芋、とろろ昆布、レンコンなどからのムチン摂取により鼻・口・小腸・大腸などの粘膜を覆っている粘液を多くして細菌、ウイルスなどが粘膜に直接接触するのを防いてこれらの侵入を阻止する。ガムを長く噛んでいると唾液が出て粘膜保湿すると同時に抗菌物質が出る、噛むことにより脳の血流が増加し脳の活性化に役立つ。十割そば、玄米(ヌカに多い)、メカブ、レンコンなどからリポポリサッカライドを摂取するとマクロファージの活性化や、糖化を防いで糖尿病予防になり、長期に摂取するとアレルギー体質を直す。免疫力をアップする為にはムチン、リポポリサッカライドが有効になるがこの両方を摂取出来るのがメカブとレンコンなのでこれらをコンスタントに食べる食習慣は重要になる。
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