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(NHKまとめ日本国内新規感染者数推移)


免疫力強化食材・食品に国の指針を(3)

コロナ対策にはビタミン、ミネラルの摂取が重要(コロナ対策 4),
免疫力強化の為に(コロナ対策2.)
コロナウイルス対策食材(コロナ対策1.)

新型コロナ対策の為に、ワクチンと治療薬の発明が緊急の課題となっているが、いずれも明確な結果が出るまでには時間がかかり、その間に感染拡大は勢いを増して、より大きな被害を世界中にもたらしている。

日本の持てる力を総動員してこの対策に当たるには、医学、薬学、栄養学など様々な分野のノウハウが必要とされるが、日本が世界に誇れるものとして長寿国であるという点があり、様々な食物に関する研究が多数の方々により行われている。(男性世界3位81.41歳、女性世界2位87.45歳、2019年厚労省発表)

長寿国とはすなわち免疫力が強く、年齢を重ねてもガンや感染症などに打ち勝てる体を持っていることであり、この免疫力は何より、どうすれば効果的に得られるのかの研究が重要になる。免疫力強化食品が明確になれば、感染症のタイプが変わったことにより毎回大騒ぎで対策を取る必要性は薄れてくる。

コロナの日本における死亡率は欧米に比べて非常に低く、この理由、ファクターXがなにかに関心が集まっている。靴を脱ぐ、握手やハグをしないなどの生活習慣が理由かもしれないと言われているが、他の可能性として食品が重要なポイントとして考えられる。

新型コロナ対策として現在中心となっているのが、三密対策でありこれが効果を上げることは既に立証されているが、同時にこの方法は人々の活動を制限して経済的な収縮をもたらして大きな問題となっている。

これらの課題を解決する手段として免疫力を上げる食品とその摂取の仕方を国として各分野の専門家を糾合して早急に纏めて国民に示すことは大きな意味があると思われる。

免疫力強化食品としては下記のような多数の候補があり、これに共通の判断基準を設定して再度見直しすることが必要と思われる。

1.ネバネバ食品:納豆、長芋、メカブ、オクラ、
2.発酵食品:味噌、醤油、酒、ヨーグルト、黒酢
3.殺菌効果のある食品:ショウガ、梅干、緑茶
4.ポリフェノール:柿シブ、トマトのリコピン、リンゴポリフェノール、(干し柿には食物繊維が豊富で腸内環境を良くする、柿シブはウイルスの不活性化に役立つ・老化細胞を死滅させるなど様々な効果がある)
5.ビタミン:A,B,C,D,E
6.ミネラル:カルシウム、亜鉛、マグネシウム

食品以外にも運動により血流、リンパの流れを良くすることなども挙げられる。

国の指針として有名なのが、アメリカ国立ガン研究所による「デザイナーズ フーズ プログラム」があり、ガンの予防に有効と思われる食品がピラミッド形式で表示されている。但し、この研究は地域により食品の有効成分、量が異なり一般化出来ないということで中断されている。しかしながら、この一覧表は多数のガン研究者に数多くのガン対策のヒントを与えている。日本の場合はアメリカほどは多様な地域を含んでいない為に、より有効な指針が完成する可能性が大きい。


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