芭蕉翁之像
この像は、芭蕉の古参門人で経済的な庇護者であり、深川芭蕉庵の提供者ともいわれる杉山杉風(1647−1732)が描き、京都の画家吉田偃武が忠実に模写した芭蕉翁之像畫により制作したものです。(原画岐阜県高山市加藤功氏蔵) 台座説明文より
像の左に松尾芭蕉の名前の由来になった芭蕉の葉が見える。この芭蕉は沖縄で特に有名で「芭蕉布」という沖縄の代表的な歌も、綿や絹などが庶民に普及する前に芭蕉の繊維を使って沖縄の女性が機織りしていた時代を振り返って謡われたもの。
芭蕉庵の位置や古池の場所は正確には分からないがこの周辺であったことは文書にも残されており、1次芭蕉庵、2次芭蕉庵、3次芭蕉庵ともにこの地に建てられた。
松尾芭蕉関連:神田上水と芭蕉、関口芭蕉庵、採茶庵跡、芭蕉庵跡、芭蕉記念館、
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