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ウォーキングの効果

東京都が推奨する1日8000歩で、鬱病、認知症、要介護、高血圧、糖尿病、ガンの一部などが防げるとのデータが公表されているが、その理由としては@頭脳の活性化、A血流の増加、B精神状態の改善、C骨細胞の活性化、D五感の発達による脳の活性化、E筋肉の増強、F善玉コレステロールの増加、G自己免疫の強化が可能になる、などが考えられる。

@頭脳の活性化:治療法がないと言われていたアルツハイマーに関しては運動療法が注目されており、運動中に計算などを同時に行うことにより頭脳が活性化して痴ほう症の進行を止める或いは改善することが実証されている。ウォーキングなどの有酸素運動により体全体にBDNFが発生しこれが脳に集まると新しい神経細胞が出来て海馬が大きくなる効果がある。

運動中に視覚や聴覚などの脳内の他の分野を同時に動かすと、運動野と視覚野、聴覚野などの各分野の連携が必要となり、神経細胞のつながりが強化され太くなり(ミエリン化)、頭脳全体が強化され、認知症の人間も通常の人間の頭脳レベルに戻ることが可能になる。

A血流の増加:筋肉の伸縮により血管が太く、細く変化して血流が促進される。血流の促進により酸素供給が多くなり脳が活性化され、血管の老廃物が流されて血管が若返り、高血圧が改善される。

また、血液中に一酸化窒素(NO)発生して血管の柔軟性をもたらして血管年齢が低下する。

B精神状態の改善:βエンドルフィン、ドーパミンの分泌により、脳内麻薬で気持ちが良くなり、ストレス解消、元気が出て精神的にも前向きになる。

C骨細胞の活性化、骨の強化:ウォーキングなどで足が地面に着地すると、体重の3倍以上の衝撃が与えられ、骨に繰り返し衝撃や重力を与えることにより骨ホルモン(オステオカルシン)が出る。オステオカルシンは神経細胞の結合を維持させ記憶・認知機能を改善させ、肝機能・腎機能の改善、動脈硬化を防ぎ、小腸で糖などの栄養吸収を促進、男性ホルモンを増やし生殖能力を高める。骨芽細胞はコラーゲンを作り皺を少なくするなど骨細胞の活性化の重要性が見直されている。

D五感の発達による脳の活性化:ウォーキングで外を歩くことにより、大気を感じ、足で大地を感じる、出来れば素足で歩くことが勧められている。風景を見ることで季節の変化や経済の動きを感じられる。

E筋肉の増強:ウォーキングでも速足が勧められているが、更にノルディックウォーキングなどのようにスティックを両手に持つ、あるいは足にアンクルウェイトを付けて歩くことで運動強度が増して筋肉強化が図られる。

F善玉コレステロールの増加:コレステロールの元になっている中性脂肪は運動により分解されて少なくなっていくが、運動量が多いほど血液中の善玉コレステロールが多くなることが判明している。この為に、1時間で7KMほど、速足で毎日1時間歩くと善玉コレステロールが増えて血管年齢が若くなる。

G5分の運動で自己免疫の強化が図られることも分かっており、たった5分の運動が如何に重要かが理解出来る。

街歩きより地域歩きへ認知症の早期診断、予兆、予防、治療筋トレの必要性

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