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ウオーキングの健康効果
ウオーキングについては多くの医療関係者より健康効果が大きいと推薦されているが、実施された結果が歩数別で提示された事は大きな意味がある。
1.米国Vanderbilt 大学調査結果
18歳以上の6042人を4年間追跡した結果、特に約6000歩に比べ10,000歩以上歩いた被験者が大きな健康効果を上げたことが分かる。糖尿病、高血圧、胃食道逆流性食道炎、大うつ病、肥満、睡眠時無呼吸に関して発症リスクが24−52%低下している。この中でも睡眠時無呼吸が52%低下しており、ウオーキングの効果が特に高い。
2.群馬県中之条町で行われた青蜴£イ査結果
群馬県中之条町に住む65歳以上の全住民5,000人を対象に20年に亘り身体活動と病気予防の関係について調査を実施した結果になる。この内容を見ると特に5000歩以上から8000歩にかけて様々な病気の予防に役立つことが示されている。「あらゆる病気は歩くだけで治る 青蜴£書」
5000歩:要介護、認知症、心疾患、脳卒中
7000歩:ガン、動脈硬化、骨粗しょう症、骨折
7500歩:筋減少、体力の低下、
8000歩:高血圧、糖尿、脂質異常、メタボリックシンドローム
この調査の重要な点はウオーキングの中に、早歩きの時間が示されていることであり、単なるぶらぶら歩きではないことに注意。通常歩幅は60cmから70cmであるので、7000歩で4kmから5km、約1時間前後になるが、この内15分は早歩きと指定されている。これは意識して早歩きを入れる必要があり負荷は高い。
3.米国と日本の二通りの結果が出ているが、米国は18歳以上、日本は65歳以上の調査結果であるが、両方ともに5000歩以上、10000歩以下で、これ以下では問題発生を止められない、これ以上はあまり効果が変わらない事が分かる。日本では8000歩以上が推薦されているので、この内容とも合致している。
参考:(3高)高血圧・高血糖・高脂血、地雷原よりの脱出、 街歩きを100倍楽しくする方法、二駅手前で降りる、街歩きより地域歩きへ、 ウォーキングの効果、場所細胞と格子細胞、海馬・空間記憶・路地歩き、有酸素運動と、筋トレを行うことで死亡率は最大で40%低下、「ストレッチ」「有酸素運動」「筋トレ」,
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